自然豊かな熊谷を支える地理

熊谷の地理の大きな特徴は、利根川と荒川という二つの大きな川によって形成された沖積平野である、という点にあります。
熊谷は埼玉県北部に存在する市で、荒川扇状地の東端に位置します。
市の大半は北端の利根川と南側の荒川に挟まれており、一部が利根川の北側と荒川の南側に存在します。
そのため、肥沃な土地と豊富な地下水を持ち、豊かな自然に恵まれた地域です。
豊富な地下水に恵まれた熊谷市は、水道水として供給されていて、日本で水道水がおいしい都市32のうちのひとつに数えられています。
熊谷の地下水は、ミネラル分を多く含む硬水に近いもので、原水は「蓮生の泉」として知られ、熊谷市水道庁舎では、地下20mからくみ上げた原水と水道水の飲み比べができる水飲み場があり、地元でも評判です。
熊谷は、レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているムサシトミヨの世界唯一の生息地があることでも知られています。

 

地理的には熊谷北部、利根川左岸の妻沼小島地区は、利根川大橋にかかる橋もなく、単独孤立地区となっているので、陸続きの群馬県太田市との結びつきの方が強くなっています。
利根川右岸は、集落がなく、ゴルフ場や公園として利用されています。

 

もうひとつの地理上の特徴は、荒川の南側は比企丘陵で、利根川の北は赤城山、西は秩父山地に囲まれている点です。
ただし、盆地ではありません。
また、最高地点は熊谷西部、秩父にある三ヶ尻観音山の標高83.3mです。